こんにちは!今回の記事ではGoogleの「Realtime Content Insights」についてご紹介します。

Realtime Content Insights、略して”RCI”は下記のようなwebメディア担当者のみなさまにおすすめのソリューションです。

「コアなユーザーさんを獲得するためにどんな記事を積極的に出していけばいいかわからない…」「記事ごととトラフィックの中身(コアなユーザーさんか一見さんか)が知りたい」と、お悩みのwebメディアご担当者にオススメです。

「RCIについて関心があるけれど、よく知らない」という方はぜひ読んでみてください!

そもそもRCIとは何?

RCIとは冒頭の通り、Realtime Content Insightsの略称。言ってしまえば先日公開しましたNCIと同じく。”Googleアナリティクスの進化版”のようなものです

リアルタイムでサイト上の「どの記事が」「どれくらい」読まれているのか。また、「どんなユーザーに」読まれているかを可視化するツールです。

RCIの代表的な機能について

今回は2つご紹介したいと思います。

1.記事ごとのメインユーザー層を表示する機能

NCIの記事でもご紹介いたしました、ユーザーのロイヤリティーによるカテゴリ分け、これをもとに記事ごとにどんなユーザーが読んでいるのかを表示することができます。
(ユーザーのカテゴリ分けに関してはこちらを参照)

2.ダッシュボード機能

今日時点でのサイトの概況を一覧でご確認いただけます。
項目としては

・ユーザー数(普段の24時間のユーザー数に占める割合も表示)
・流入元比率
・ロイヤルユーザー比率
・デバイス別アクセス比率

 

が挙げられます。どれもGoogleAnalyticsで表示取得できる情報ですが、ページ遷移なく一覧で確認できる点などは非常に便利と言えます。

RCIを使用するとどんなメリットが得られるのか?

RCIの活用例として、記事づくりのディレクションに有用かと思います。

例えば、 「記事ごとのトラフィックを見て、トラフィックの多い記事カテゴリを参考に記事を作っているけど、なかなかユーザーが定着しない…」という場合、同じ「トラフィックの多い記事」でも

・ロイヤリティーの高いユーザーが見てくれている記事
・たまたま一見さんが多く見に来た記事

と、トラフィックの中身(質)が違うケースがあります。

ユーザーの定着させるためには、やはり前者の記事のカテゴリや特徴に基づいた分析が必要になります。

したがって、この「記事ごとのユーザー分析」をすることで、「より自社サイトに集まるユーザーさんが求める記事が何か?」を理解することができればそれに基づくディレクションが可能になるかと思います。

RCIはあくまで計測ツールですので、実際の改善アクションには使用できませんが、このように現状の把握や目標設定ができるだけでも非常に効果のあるものだと考えます。

実際の使い方

以下の3ステップで使用することができます。

 

英語での表記になりますが、わかりやすいUIですので、迷わず使えるかと思います。

Googleアナリティクスのアカウントを持っている方なら無料で使用することができます。

まとめ

今回の記事では、RCIの基本や、RCIの活用例についてご紹介しました!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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