今回は、株式会社フォーエムが主催するウェビナーのレポート記事となっております。
本日の登壇者である佐藤立さんは、株式会社フォーエムにてアプリのマネタイズやASOなどの支援サポート、デマンド事業の立ち上げ支援を行なっています。
目次
ポリシー違反と問題は何通り?
ポリシー違反が起きたらまずやるべきこととして、以下の3つがあげられます。
しかし、ヘルプを見ても自分のポリシーがどの違反に該当するか分からない場合や違反の状況がGoogleとデベロッパー側で異なる場合があります。その問題の解決策を佐藤立さんが語り尽くします!
AdMobポリシーの種類
ポリシーの種類は大きく分けて4つあります。
最初に違反の通知が来た際に以下の4つのうち、どの分類に入るかを考えることが重要です。
AdMobポリシー違反の資料ダウンロードはこちらから ↓

コンテンツポリシーと制限事項
「アプリのコンテンツ内容と広告との位置関係に関するポリシー」- 著作権侵害
- 中傷を促す内容
- 差別
- 不正行為を促す内容
- 教育上不適切な内容
- ユーザーがアプリ上で不適切な内容を公開する
- 広告とコンテンツが隣接、かぶっている
無効な操作
「広告のクリック・インプレッションに関わるポリシー」- デベロッパー本人が広告をクリックする
- ユーザーが繰り返しクリックする
- アプリ内に広告をクリックする様に促す文言が含まれている
- 自動クリックツール等を利用すること
導入に関するガイドライン
「広告枠実装時に適用される・各広告フォーマットと毎に定められるポリシー」- フォーマットのサイズに適していない
- 意図しないタイミングで広告が配信される
- SDKのバージョンが最新ではない
行動ポリシー
「上記3以外のポリシー」- 配信される広告のコンテンツ
- アプリの広告出稿時のポリシー
- AdMobアカウントの他者公開
問題に沿った対策を、解決方法一覧
コンテンツポリシーと制限事項の解決方法
アプリのコンテンツ変更やアプリのルールや仕様を変更する必要があります。また、似たような事例が多くあるため、ヘルプやWEB上の記事で調査をすると効率が良いです。
- アプリのコンテンツ変更
- 不適切なコンテンツの削除・変更
- アプリのルールや仕様の変更
- アプリ上でユーザーの個人情報流失
- 広告の誤クリックが発生するUI
【ポイント】
- ヘルプ・Forumで完結しやすい
- ブログ等デベロッパーの情報共有が盛ん
無効な操作の解決方法
違反の殆どがユーザーの行動または、デベロッパー本人による誤クリックのため、事前の対策による再発防止策を考える必要があります。- 再発防止策を考える事
- 違反の殆どがユーザーの行動又はデベロッパー本人による誤クリックのため、事前の対策による再発防止施策が重要
【ポイント】
- 最もはっかさんに質問が来るポリシー
- デベロッパー本人が広告をクリックしてしまう事例多数
- 不正なインプレッションの原因特定と解決策が明確に無く、Googleに振り回されてしまう場合も、、、
デベロッパー本人が原因の場合は、「本番環境広告をクリックしない」「AdMob上でテストデバイス設定を実施する」ことが重要です。
一方で、ユーザーが原因の場合、「露骨に広告クリックを促す実装がないかをチェック」「Firebaseで原因を特定する」などの必要があります。
導入に関するガイドラインの解決方法
この場合、ヘルプページに記載されている禁止事項や推奨ページを参考にしていただき、指摘されている広告フォーマットの変更をしていただく必要があります。
- 指摘されている広告フォーマットの変更
- フォーマット別にポリシーが分かれているため問題箇所がわかりやすい
【ポイント】
- はっかさんへ質問があまり来ないポリシー
- ヘルプページで禁止事項と推奨ページが有り、わかりやすい
行動ポリシーの解決方法
行動ポリシーは範囲が広く変更箇所が多いため、一概に言える対応策がありません。解決策として、「AdMobヘルプ内で検索」「ヘルプページ又はフォーラムでの回答を参考に原因を特定」「”問題欄”に記載されている文言でブラウザ検索」などがあげられます。
- ポリシーの範囲が広く、変更箇所が多いため一概に言えない
- 発生率が低い
【ポイント】
- 違反が発生、Googleからの警告が来てから調べるでOK
